下痢の治し方⑩・・ストレス解消法
下痢になったり、下痢が続く状態は緊急な下痢でないかぎり日常の食事や精神状態などからの影響をたいへん強く受けています。
現代社会はストレス社会で、ストレス病は現代病とも言われています。文明が発達することによって私達の生活は便利になりましたが、一方では、知らぬ間にかなりの緊張状態を強いられているのが現状です。
下痢の80%近くはストレスが原因とも言われています。特に過敏性腸症候群の原因の殆どはストレスからきます。
私達が日々の生活を送る上で、ストレスをネガティブ、マイナスととらえるのではなく、エネルギーに変えていけたら、きっと素晴らしい人生になるでしょう。
そして、下痢が続いている腸を正常化し、一生付き合っていく腸をいたわり、負担をかけないためにも、このストレスを何とか解消する方法を見つけなければなりません。
ストレスの解消法の一つとして、まずは考え方をかえてみましょう。考え方を変えるという事はむすかしいようですが、実は誰でもできる事なんです。
例えば、「いまあるもので満足してみる」、たとえ貧しくても精神的に豊かにあるという意味で、「自分の分を知る」という事です。
目標を持つ事はすばらしいことですが、そのために自分の置かれた現状に対して否定的な気持ちばかり抱いていたのではかえって前進を妨げることにもなりかねません。
それより、目標には届かなくても、今の自分をとりあえず肯定して生きていく。
「今の自分は発展途上だけど、今のところは、これでいい」と考えれば、無用なストレスに悩まされることはありません。
それによほどの天才でない限り、できることと、できない事があるのは当たり前です。出来もしないことを望んで、不満タラタラ過すよりは自分の能力に合った目標を立てて暮らした方が、心身共に健康でいられるというものです。
誰でもノーベル賞をもらえるわけではありません。まずは「自分の能力を知り」「自分は他人とは違う」「間違った食生活をしていたらかえればいい」「下痢に悪い環境を作っていたらすぐかえればいい」と単純に考えましょう。下痢が続くと、何とか下痢が治らないものかと、必要以上に考えてしまいます。
下痢を治す方法はいくらもあるんだ!必ず治るんだ!というおおらかな気持ちを持っていましょう。
下痢を治すために…不足しがちな成分を補おう
現代の食事内容は多種多様で、日本伝統的な和食から遠ざかり、洋食中心の食事傾向にあります。
日本の伝統的な食事には発酵食品が頻繁に摂り入れられています。また野菜中心の料理が多いことも事実です。しかし、発酵食品や野菜の摂取が少ないため腸内環境はすこぶる悪化しています。
そのため本来なら下痢の原因とならないものまで下痢の原因となり、下痢が長く続いたりしてしまいます。腸内環境を強化するのに必要なサプリメントなどがありますので、上手に利用してみましょう。下痢改善は一段と早くなります。