下痢が続く原因③大腸炎

慢性的な下痢が起こる原因の一つ【潰瘍性大腸炎】があげられます。

下痢が続く原因その③…潰瘍性大腸炎

【潰瘍性大腸炎】は大腸の粘膜に潰瘍が出来る病気です。
厚生省から難病指定の受けている病気の一つです。過敏性腸症候群から広がっていくケースが多く見られるそうです。粘液と血液の混じった下痢がひんぱんにおこり、発熱や腹痛をともなうことがあります。

また、便意を催すのになかなか便がでてこないしぶり腹にもなります。

出血があるため貧血、腸壁に潰瘍が出来ているため栄養が充分に吸収されずに栄養不足になり体重が減少、下痢のためにカリウムが失われ、全身がだるい、といった症状がでます。

このような血液や粘膜が混ざった下痢が続く潰瘍性大腸炎の原因はまだはっきりとわかっていません。自己免疫が関係しているという説もあります。

病気の性質が面倒で、心因性の原因が深くかかわっ ているために、治療は大変困難です。食環境生活、職場環境、家庭環境などに問題がないかどうか、病気の背景を探っていくと治療の道が開けるものです。

根気よく療法を続けていくと、良くなるケースも見られます。下痢が続く問題となる元が必ずあるものです。それらを一つ一つあせらず解決しながら治していきましょう。

下痢の原因がクローン病の場合

**クローン病**(←詳しくはこちらをクリック)
潰瘍性大腸炎と同様に原因があまりよくわからない難病で、下痢、腹痛、粘血便をおもな症状とする病気です。消化管の粘膜に潰瘍が出来、腸管が狭くなり。腸壁に穴が開いたりします。

下痢の原因が大腸憩室の場合

 **大腸憩室**(←詳しくはこちらをクリック)
腸管の一部が膨らんで袋を作り、そこに便が溜まります。便が溜まりっぱなしになると炎症を起こし、腸にけいれんがおきて下痢になります。炎症が軽ければ下痢も痛みもすぐにおさまりますが、長く続いたり、悪化するよう時には手術が必要な場合もあります。

下痢の原因が大腸ポリープ、大腸ガンの場合

 **大腸ポリープ・大腸ガン**(←詳しくはこちらをクリック)
大腸ポリープや大腸ガンはは便が通りにくくなって便秘するケースが多いのですが、中にはそこにできた傷が刺激となって腸が痙攣を起こし、下痢をすることがあります。

下痢になりやすい食べ物や、下痢になる食べ合わせ、おなかを冷やす食べ物、消化が悪い物、脂分の多い物など、暴飲暴食、食事の時間帯など下痢になる要因は日常生活の名にたくさん潜んでいます。知らず知らずのうちに食している事が多いものです。

当サイトにはそれぞれ詳しく載せいるページもありますので読んでみて下さい。下痢が続くしかも長く続いている人は、一刻も早く解決するために腸内環境を整える、消化力を高める、納豆菌・乳酸菌のサプリメントを上手に利用しましょう。解決の早道です。