下痢の原因・勘違いから

下痢の原因は様々あります。病気、ストレス、食生活、冷え、アレルギーなどが大きく言われています。原因がわかればそれを排除してしまえば良いのですが、中にはなかなか原因がわからないと言われる方がいらっしゃいます。

下痢で辛い

下痢の原因は勘違い生活習慣

食生活を見てみると食事の内容ではなく食事取り方が、非健康的な食習慣であることがあるのです。例えば、食事の咀嚼回数、早食い、自分では下痢の原因ではないと思っている事柄などが挙げられます。

下痢の原因は早食いに

下痢の原因が早食い、なぜ?
原因不明も実は原因があったりすることが多いと思われます。早食いが当たり前となってしまっている食生活は自分ではそれが原因になっているだろうとはなかなか気づかないものです。

一般的に早食いは太ると言われています。これは必要以上に量を食べてしまう事があるからです。おなかが満腹になる指令は、脳の満腹中枢から発せられますが、この満腹中枢は食事をはじめてから、15分~20分後にようやく刺激されると言われています。

なぜなら、満腹中枢は、血糖が上がる事によって働き、血糖値がピークに達するのは、食べはじめてから15分~20分後です。ところが、早食いの人は、食べはじめてから5分もしないうちに食べ終わってしまう方などは血糖値がピークに達して、満腹中枢が刺激される前に適量を食べ終えてしまうことになり、本当は満腹になっているのに満腹感が持てません。

そのためについ過食になり、肥満の原因となります。私たちはどれだけ食べたかではなく、満腹感で食べる量を判断していますから、早く食べると、適量であるのに満腹感がないために、必要以上に食べ過ぎてしまうという事がおこってしまいます。

必要以上に食べると、普段は何もないけれど、少し体の調子が悪くなると消化不良を起こしてしまい下痢になることがあるのです。いったん消化不良を起こし下痢になると、体力が回復しない場合は下痢が長期化する恐れがあります。

続く下痢の原因の早食いを解決するために

早食いを解消するために
早食いをしないためには、とにかく「よく噛むこと」です。軟らかい食べものもあれば、硬いものもあるため一概には言えませんが、理想の咀嚼回数は、ひと口につき30回程度と言います。とはいえ「よく噛んで、ゆっくり食べる」というのは、簡単なようで、結構難しいものです。

会社勤めの方でランチの時間にそんな時間はないと思っておられる方は比較的ゆっくり食事ができ、かつ、カロリーオーバーになりがちな夕食時が特にお勧めです。

「腹八分目に抑え、20分以上時間をかけて食べる」そうすれば適切な食事ができます。
早食いは単なる生活習慣で、「くせ」になっている場合が多いようです。意識さえすれば比較的簡単に改められる習慣とも言われています。今日からでも実践してみて下さい。

下痢の原因は自分では良いと思っても実際は違う

実際、脂っこいものは食べていないと仰ってる方のお話を伺うと、ラーメンやハンバーガーはよく食べているということがありました。ご自分では脂っこいものに入らないと思っていても、他に人から見ると脂っこいものに入るというズレがあるのも事実です。

ついつい自分では当たり前と思っている食べものや飲み物が原因ということは多いにあり得ます。コーヒーを例にすると、コーヒーは毎日飲む習慣があって下痢の原因とは考えにくいと思っていますが、下痢の原因となるものが結構あるのです。

下痢の原因は珈琲に

実はコーヒーは刺激物で胃腸を荒らすことがあり、砂糖を入れているとその砂糖の量が下痢の原因ということもあります。コーヒーフレッシュは本物のミルクではありません。ミルクもどきの添加物だらけの白い液体と思ってください。こうした添加物が原因の下痢かもしません。色んな原因となるものを知らず知らずに摂取しているのです。

続く下痢を改善するために食生活を見直そう

下痢の原因が洋風朝食
朝はパンと牛乳を毎日食べている…今の日本人は朝食に「パン」を召し上がる方も多いでしょう。しかし、下痢の方にはご飯と味噌汁の方が改善への近道です。

下痢の原因はパンに

パンは小麦から作られています。小麦に含まれるたんぱく質「グルテン」が合わないのかもしれません。牛乳も乳糖不耐症ということも考えられます。日本人はもともと牛乳に含まれる「乳糖」を分解する酵素が少ないと言われているので、牛乳を初めとする乳製品はお勧めしません。

下痢の原因を発酵食品で改善

アレルギーもすぐに反応がでるアレルギーであれば、原因のものを除去すれば良いのですが、遅延型アレルギーはなかなかわからないものだと思います。遅延型アレルギーは厄介なことに、その名の通り、症状が遅れて出ます。下痢や頭痛などの症状がすぐに出ず、数日経って出る場合のアレルギーです。数時間から数日後になってじわじわ出てくる反応のことです。

これがアレルギーではなかろうか…その食材や食品を避けて下痢が改善されれば良いのですが、そのアレルギーがご自分の好物だとしたら、避けることがストレスになってしまうかもしれません。

かなりの厳しい制限をしてしまうと、それをやたらと食べたくなる衝動にかられます。欲求が頭から消えなくなり、このままでは逆に不健康に感じるかもしれません。

そんな時は、量や摂取する回数をコントロールしてみてください。人によっては、量や摂取頻度をコントロールすれば、下痢を初めとするアレルギー症状が出ないことがあるそうです。

下痢の原因となりうる食生活を見直す

検査をしてもどこも悪くない、でも下痢が続いている…少しでも腸内環境が良くなるようにまずは当たり前ですが、日常生活や食生活を見直してみましょう。自分がしていることを一つ一つ当たってみましょう。案外身近なところに下痢の原因が潜んでいるかもしれません。

腸内環境を強化しよう

「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。昔の人は医学的に証明できなくても体験してわかっていることが多いものです。医学が発達した現代では胃腸の丈夫さが健康の秘訣だと証明されています。
生活習慣病の9割は腸内環境が整うと改善されます。腸内環境を整えるサプリメントありますので上手に利用してみましょう。下痢の改善は早くなります。