下痢の原因は年末年始の食べ過ぎ
下痢の原因は日常生活の中に多多見られます。
特に年末年始は食事を楽しむ機会が多くなります。忘年会、クリスマス、新年会などと言った行事で、会社、取引先、友達、家族などと食事を楽しみ、ついつい飲み過ぎ食べ過ぎなどから、下痢の原因となる胃腸を弱めてしまいます。
下痢が続く原因は暴飲暴食から始まる
下痢が続く原因は様々ですが最近よく相談される中に、暴飲暴食をすると下痢をする、また暴飲暴食がきっかけで下痢が止まらなくなったという方がいらっしゃいます。食べ過ぎ、飲み過ぎによる軽い下痢は、日常的に経験します。
食べ過ぎればこれを充分に消化する程の消化液が出てこないために消化不良を起こしたり、一時的に腸の働きが弱まって下痢をするのです。
殆どの人は2~3日でおさまってしまいますが、おなかの弱い人はこれがきっかけで下痢がなかなか治らない場合もあります。
下痢の原因.ストレスで暴飲暴食に
また日常的に暴飲暴食する人がいます。何故暴飲暴食をすることになってしまうのでしょうか。ストレスからお酒に走った、というと自分には縁のない話に聞こえる人もいるかもしれませんが、ストレスから食に走る人、というのは意外と多いものです。
だからこそ、ことの重大性に気がつきにくいのです。
ストレスが脳に溜まると脳が疲れます。脳が疲れてしまうと、満腹中枢がおかしくなってしまい、いくら食べても満腹だと感じなくなってしまうのです。そして消化不良が原因で下痢が起ってしまうのです。
セロトニン不足で悪循環となり下痢の原因に
ストレスがたまって鬱々としているときには、セロトニンの分泌が少なくなります。セロトニンは心の健康や、自律神経を整えるのにも必要不可欠な存在です。
でも、過食するときに限って、手にするのは炭水化物や甘いものなど、糖質を多く含むものばかりです。
セロトニンの分泌に必要な材料、トリプトファンを多く含むものを摂っていないことが多いものです。パンや麺類などの粉ものに偏った食事を摂りがちで、タンパク質不足に陥っています。
それらがトリプトファン不足となる一因でもあり、自律神経も乱れ、そこに悪循環が存在し、下痢の原因にもなりかねません。
アルコールは胃で吸収されるので飲み過ぎに
アルコールを飲み過ぎた翌朝に下痢をする人もいます。これは一時的に水分を摂り過ぎた事とそれによって消化液が薄くなったり、腸の動きが低下したことが下痢の原因です。
アルコール類を飲むという事は、普段では考えられないくらいの水分を一時的に摂っていることになります。
例えばビールを飲むのは簡単ですが、ビール瓶2本分の水やジュースを飲むのは、とても難しいものです。
なぜ、アルコールだと胃の許容量が増えてしまうのでしょうか。それは胃がアルコールを吸収してしまうからです。本来、胃袋の仕事は消化のみで、吸収はしないのですが、唯一吸収するのがアルコールなのです。飲む傍ら吸収してくれるので、飲もうと思えば、次々に杯を重ねることになるからです。
食べすぎは下痢の原因に
食べ過ぎると下痢だけでなく健康を害する原因となる
楽しんで食べることは生きていく上で欠かせないことです。ただ食べ過ぎると、下痢だけでなく健康を害する原因につながります。食べ過ぎるとブドウ糖を代謝するインスリンが不足し、高血糖となり糖尿病にもつながります。
また、お酒を飲みすぎると、肝臓に負担がかかる為、下痢の原因になり、さらには痔が弱い方は、肛門近くに血液が停滞し、痔になりやすくなります。
また、すい臓や肝臓への負担が増し、すい炎や肝硬変へと進んでしまうかもしれません。さらに、新陳代謝が悪くなるので、美容にも悪影響を及ぼすなど、生きるのに必要であるはずの食べ物が、とんでもない結果を招いてしまいます。
年末やお正月は特に羽目を外しすぎて、食べ過ぎ飲み過ぎが下痢の原因となり、下痢が続いて大変なことになったというお話もよくききます。お酒だけを飲むのではなく、何かしら食事と一緒に、楽しく適量を守って飲みましょう。
下痢が長く続く方は腸内環境を見直そう!
内臓にを元気にするには内臓にも休息時間が必要です。寝る前に食べる、または寝る前まで食べ続けてしまうと、内臓は寝ている間にも活発に動かなくてはならず、休んでいる暇がありません。
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。昔は、今ほど添加物がなかった時代に、腸内環境が健康に大きく左右していることが体験してわかっていたのです。
「身土不二」と言う言葉がありますが、身土不二というのは地元の旬の食品や伝統食が身体に良いのでそれを食べましょうという事です。身体に合わないものはそれを早く出そうとして下痢になってしまいます。
正月のおせち料理などは日持ちを良くするため添加物がたくさん入ります。レトルト食品やコンビニ食品なども添加物がたくさん含まれます。こうした食べ物は有害な物質が多く、当然腸内の環境を悪くしてしまいます。
これらを常食すると、消化力の低下、冷え、自律神経のアンバランス等を招き下痢が続く体質を作り上げてしまいます。当然、腸内には60%以上の免疫細胞があるので、免疫力も低下します。
腸内が弱くなると正常な働きが行なわれにくくなり、水分調整も正常に出来ず、水分の多い、つまり下痢状態の便となってしまうのです。
まずは腸内環境を良くして腸内を正常な状態に戻すことが下痢改善のためには一番の近道です。腸内環境を良くするサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。