下痢の原因・新型栄養失調

下痢の原因は新型栄養失調
下痢の原因
は体質、環境、年齢、食事などによって下痢の原因は異なってきます。下痢が続く、下痢がなかなか改善されないという方は大抵腸内環境が悪化している人が多いものです。

中には特定の病気が原因で下痢が続く方もおられます。また薬の副作用が下痢の原因となっている方もおられます。

続く下痢の原因がはっきりわかっている場合は下痢の改善はしやすいのですが、下痢の原因がなかなかわからない人は長年苦しんでおられる方が多いです。

老齢による新型栄養失調
現在、日本では70歳以上の5人に1人が「新型栄養失調」という、新たな病気にかかっていることが問題になっています。

通常の栄養失調なら、外見に出ることで早期治療をすることができますが、新型栄養失調は1日3食ちゃんと食べていたり、体型、外見にかかわらず、引き起こされる病気です。


なぜなら、新型栄養失調は特定の栄養素が不足している、あるいは栄養素の機能が邪魔されていることが原因で起こる病気だからです。

不足する栄養素によって症状は様々ですが、栄養不足によって消化気管がダメージを受け、正常に働けなくなると、食べ物を消化吸収できずに下痢となってしまいます。つまり、食事をしっかり摂取していても栄養の偏りから下痢になってしまい、下痢が続くとさらに栄養を吸収できないので、通常の栄養失調にもかかってしまう恐れがあるという事です。

食べ物による下痢

栄養失調にならないためには

まず、コンビニ弁当などの加工食品やラーメンだけの生活、手軽に食べられる高カロリー食を止めましょう。現代人は忙しい生活のあまり、ついついこうした高糖質型の食事をしている人が増えています。

これらの食べ物はカロリーが高いので体は動かせますが、栄養バランスは非常に悪く、また、正常な便通に不可欠な食物繊維もほとんど含んでいません。

ご家庭でも日常的に食べられる食材
新型栄養失調を避けるために、スーパーなどでも売っている必要な食材をピックアップしました。他にもたくさんの優れた効能があるので、積極的に摂ることをおすすめします。

ビタミンB群(ビタミン8種類)
枝豆、空豆、にんにく、ブロッコリー、ほうれん草、パプリカ
→疲労回復、美肌効果、免疫力向上、下痢防止、食欲向上


レバー肉、ひじき、ほうれん草、小松菜
→疲労回復、血行促進、たんぱく質の促進

亜鉛
牛肉(肩ロース、もも)いりごま、牡蠣、チーズ
→免疫力向上、アルコールの分解、精力増強

野菜中心でも要注意
食事は身体に良いものを!と思って、野菜中心のおかずだけしか食べないでいると、たんぱく質が不足してしまい栄養不足になって下痢の原因になることもあります。

こういったケースは特に高齢者に多いそうです。高齢者だけではなく、夏場に暑いからと言って、そうめんや冷やしうどんなど麺類ばかりの偏った生活をしたり、ダイエットで野菜や大豆ばかりを食べていると、下痢に陥ってしまいます。

特に40代以降で新型栄養失調になってしまうと、寿命が短くなる原因の一つともいわれていますので、注意したいですね。
下痢の原因はカラーリング
新型栄養失調の症状
新型栄養失調になっていないか確かめる方法は、いくつかあります。最近疲れやすくなったとか、体重が減ったとか、イライラするなど、普段と違った症状が出ることがあります。

また、貧血になったり、風邪をひきやすかったり、転びやすくなる、ということもあります。普段と違う症状を感じたら、すぐに病院に行くようにしましょう。

新型栄養失調への対策―予防と改善策は?
では、新型栄養失調にならないようにどうすればいいのかと言うと、やはり野菜類、肉・卵・乳製品をしっかりと食べるということです。

ついつい、身体に良いものだと思い、肉類を減らして野菜ばかりの生活を送りたくなりますが、そうなると、たんぱく質が不足してしまいます。また、高齢者だけでなく、若い女性で食事を抜いてダイエットをしようとしている人も、新型栄養失調にかかりやすくなっています。
下痢の原因は食べ過ぎに
ダイエット
肉や卵には、代謝を促すビタミンBやミネラルがたくさん含まれています。肉や卵もエネルギーとビタミン、ミネラルを一度に摂ることができる、人間にとってはなくてはならない食べ物なのです。

また、血液中のたんぱく質の多くを占めている血清アルブミンも沢山含んでいます。血清アルブミンが不足すると、たんぱく質も不足しやすくなります。

どうしても、食が細くてたくさん食べられないとか、暑さで喉を通らない、そもそも食事のバランス考える時間がないなどの場合には、栄養補助食品を上手に活用するのも一手です。


腸内環境を強化しよう
「元気の元は胃腸から」と昔から言われています。腸内活動が正常であれば9割の病気は腸で治ると言われているほど、腸内の働きは重要なものとなっています。

というのも毎日の食習慣が悪いと病気になるからです。脳と腸は密接な関係があり、脳で受けたストレスは腸に伝わり、腸の調子を崩し、更に腸の調子が悪いとことにより脳がさらにストレスにさらされるという悪循環に陥ってしまいます。

ストレスをなくすことは難しいのですが、腸内環境を整え、脳にストレスにさらされない様にすることが出来ます。そうすることで悪循環を断ち切ることが出来るのです。まずは腸内環境を強化しましょう。腸内環境を強化するサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。