下痢は腸の中で水分が充分に吸収されなかったり、腸からの分泌物が増えたり、腸のぜん動運動の更新などで便の通過速度が早くなっておこります。
下痢になる、下痢が続く原因は様々ですが、腸の病気に原因があって医師の必要なものもありますし、一時的な働きの低下が原因でおこる、様子を見てよいものもあります。
心配のある下痢と心配のいらない下痢
早めに医師の手当てを必要とする下痢の目安
●下痢便の中に血液や粘膜などが混じっている
●下痢便の色が白色、灰色、赤色、黒色など普段とは違う色をしている
●腐ったような、すっぱい嫌なにおいがする
●下痢の他、発熱、腹痛、嘔吐、吐き気などの症状がある
など以上の症状がある場合はなるべく早く医師の診断を受けて下さい。
医師の手当てを必要とする下痢は急激にくる場合が多いのですが、決して下痢止めを使ってはいけません。
軽く考えて、出勤したり、動きまわったりしてはいけません。
安静にしましょう。また水分補給には番茶、湯ざましに梅干か少し塩を加えて飲みましょう。
特に体力のない人や、子供、お年寄りなどは要注意です。
下痢以外に、これらの症状が見当たらない時は、あまり心配はありません。 最近は過敏性腸症候群などで腸のトラブルを抱える人が多くなっています。過敏性腸症候群は、あまり心配のない下痢ですが、下痢が続くと、栄養を充分吸収できなかったり、生活に支障をきたしたりすることがありますので早めに改善しましょう。
また下痢だからと言って消化のいいものばかり食べていては益々下痢が改善されない腸内環境を作ってしまいます。
下痢を改善するためにはしっかりと腸内環境を整えましょう。 腸内環境を整えるには、せんいの多い野菜、穀類、発酵食品をしっかり摂りましょう。
また 下痢を誘発する食品添加物などがありますので、表示を良く見て、選んで買い物をしましょう。
下痢の改善は腸内環境を整えよう
健康の要は何といってもおなかが丈夫であることにつきます。昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。
おなかが丈夫という事は免疫力が高いという事です。免疫力の高い人はたとえ有害な物が体の中に入ってきたとしても腸内で十分に処理する事ができるからです。
例えば、あるレストランで有害な下痢の原因となる細菌のついた食べ物を食べたとします。その時、下痢となって症状が表れる人と、全く下痢の症状にならない人がいます。
これは腸内環境の良しあしで決まります。腸内環境が良い人は、有害菌が増えにくい環境になっており、そのため下痢にならないでいるのです。
腸内環境は食べ物に大きく影響されます。おなかの弱い方は、何をどの様に食べるかが重要になってきます。
レトルト食品やコンビニ食品、ファーストフード、カップメンなど、添加物がたくさん含まれている様な便利な食べ物は有害な物質が多く、当然腸内の環境を悪くしてしまいます。消化力、免疫力も低下します。
腸内が弱くなると正常な働きが行なわれにくくなり、水分調整も正常に出来ず、水分の多い、つまり下痢状態の便となってしまうのです。
まずは冷凍食品や添加物、加工食品を避け、食生活を見治すと同時に、腸内環境を良くして腸内を正常な状態に戻すことが下痢改善のためには一番の近道です。
いわゆる、季節の野菜をふんだんに使った手作りのものを食べる事が腸内環境を良くし、体を健康に保つ秘訣です。
そこに、お腹の弱い方は腸内環境を整えるサプリメントなどを上手に利用すると強いおなか作りに役立ちます。
下痢が続く、すぐ下痢になる方はまずは腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えるサプリメントアありますので、上手に利用しましょう。