下痢の治し方⑧ケイ素

下痢が続く慢性的な下痢にはストレス性の下痢が多いものです。ストレスは誰でもあるものですが、上手に回避しようとしてもなかなか難しいものです。体に大きな負担がかかります。ストレスによる体の負荷を軽減するのに、ミネラルの中のケイ素が役立ちます。

下痢の治し方⑧・・・ストレス性下痢にケイ素

ケイ素は、土壌中で酸素につぎ2番目に多く存在し、すべての植物に含まれる元素です。ケイ素は、多くの植物に対して様々なストレスを軽減する有益な作用を持っています。

特にイネの健全な生育と安定多収には不可欠であるため、日本では農業上の必須元素として位置づけられており、稲作における重要な栽培技術の一環としてケイ酸肥料施用が確立しています。

イネはケイ素が不足すると、倒伏しやすくなり、病虫害(特にいもち病)に対する抵抗性が弱くなり、また群落の光合成能力も低下し、その結果生産性が著しく低下します。

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イネは必須元素の窒素やリン、カリウムよりも数倍のケイ素を集積します。
植物のストレス解消にケイ素が必要ですので、人間にもあてはまるようです。実際ケイ素は、ストレス解消の漢方薬として四千年前から中国で処方されてきました。

下痢の原因はカラーリング

現代の医療でも、ストレス性胃腸炎、胃潰蕩、十二指腸潰蕩や慢性的な下痢症に処方されているようです。

ケイ素は安全に服用でき、驚くべき効能で病気の根本的治療に役立っています。 またストレスの軽減だけでなく様々な効用があります。
下痢の原因は胆のうに

その他ケイ素の効用

①結合組織中のコラーゲンを増強し、肌の若さを保つ(コラーゲンだけを摂っても有効利用できません)
②血管の強化(血管組織の成分にはケイ素が非常に多い、ケイ素が不足すると血管がもろくなる)
③爪・肌髪の健康を守る(不足すると皮膚がたるむ、爪が割れやすいなど)
③コレステロールなどの脂肪を洗浄・排出
④骨が丈夫になる(不足すると骨折し易くなる)
⑤アテローム型動脈硬化症の予防
⑥老化を予防、免疫力を活性化

 ケイ素は必須栄養素のひとつ。ケイ素が多いと血管はしなやかになり、血管が若返ります。血管が若返ると内臓も酸素や栄養が隅々まで行き渡り、若さを維持できます。下記はケイ素を多く含む食品です。

玄米・あわ・アルファルファ・スギナ・ホタテ・ホヤ・サザエ・豆類、・ レバー ・ほうれん草・人参

毎日の食事のバランスはとても大切です。特に現代ではケイ素などのミネラルが不足しがちな食事になっているようです。
下痢が続くからといって消化のいいものや食べる物を制限しないようにしましょう。
健康は食べたもので決まります。病気の回復も食べ物で決まると言っても過言ではありません。

今日よいものを食べたからといって明日にはよくなるという事は決してありませんが、体は毎日変化していますので、体によい食べ物をバランスよく摂りまっしょう。そうすれば必ず下痢は治ります。

腸内善玉菌が善玉菌が多い腸内環境にしよう!
ストレスに打ち勝つケイ素の豊富な野菜粒や、腸内環境を改善するサプリメント等上手に利用するのもストレスを軽減するのに役立ちます
下痢の治し方⑨へ続く