下痢になる、下痢が慢性的に続く過敏性腸症候群は、下痢の原因としてストレスによる自律神経の乱れからくることが多いものです。
下痢の治し方⑱・・・ストレスに強くなるリラックス法
自律神経失調症を改善する、つまりストレスに強くなる方法の一つとしてリラックス法があります。その中でも効果的なのがアロマテラピーです。
アロマテラピーはリラックス効果が高く、神経の高ぶりを鎮めてくれます。
また、楽しみながら普段の生活に取り入れる事が出来るので、楽しんで続けられる事が出来ます。
下痢がいつまで続くのか、なかなか下痢が治らないなどと悩むよりも、ちょっと挑戦してみるのはいかがでしょう。案外効果があるかもしれません。
アロマテラピー・・芳香療法
植物の香りには脳に働きかけて自律神経のバランスを整えるよう作用のある成分があるといわれています。アロマテラピーは植物から抽出した精油(セッセンシャルオイル)を使って心身のバランスを整える療法です。
①芳香浴
アロマポット(香炉)に水を入れて精油を何滴か加え、温めて香りを漂わせます。鼻からのうの中枢に有効成分が届きます。
夜なかなか寝れない時にラベンダーの精油をティッシュなどに1~2滴しみ込ませ、枕元に置くと効果があるようです。トイレのタンクに1~2滴たらすとほのかな香りを楽しめます。
②マッサージ
薄めた液でマッサージをします。皮膚から血液、リンパ液を通して脳に働きかけます。使用する精油がかぶれないかどうかチェックしましょう。
③アロマバス
浴槽に精油を数滴落として入浴します。精油成分が鼻と皮膚から働きかける効果があります。マッサージと同様に直接肌に触れますのでかぶれないかどうかチェックしましょう。
④湿布
熱めのお湯に精油を1~2滴加えて混ぜ、タオルにしみ込ませて絞ったものを腹部や肩などにあてて温めます。温湿布効果と香りの効果があります。
主なエッセンシャルオイルの効能
・ラベンダー・・・緊張をほぐす、鎮静・鎮痛、体を温める
・ゼラニウム・・・心を明るく高揚させる
・ローマンカモミール・・・鎮静、不安を和らげる
・ペパーミント・・・眠気を覚ます、興奮を鎮める、胃の不調に
・マージョラム・・・イライラ、不安を鎮静、運動後の鎮静に
・ローズウッド・・・心を高揚させ、元気づける、制汗
・サンダルウッド(ビャクダン)・・・鎮静、不安を和らげる
・バジル・・・集中力を高める、血行を促し筋肉をほぐす
・レモン・・・リフレッシュ、集中力を高める、胃腸の働きを活性化
・ベルガモット・・・リラックス、リフレッシュ
気持ちが落ち着かなかったり、イライラすると、腸内環境はその変化に敏感に反応して、下痢の原因となる悪玉菌が腸内で増えていき、その結果下痢になる、下痢が治らないなどの症状が出やすくなります。
気持ちがゆったりとし、穏やかになると腸内環境も落ち着いてきます。腸内善玉菌も喜びます。
腸内善玉菌をどんどん増やしていくためには、納豆菌、乳酸菌などのサプリメントを上手に利用すると更に効果が高まり、下痢の解決に近づいていきます。
腸内環境を良好にすると下痢の改善が早い
健康の要は何といっても腸内環境が良好であることです。腸内は私達が食べた物を、消化・吸収・排出する働きをしています。
またその他、腸内ではそのビタミンやホルモンの産出、造血など様々な働きに関与しています。
腸内環境が良好であれば腸内は正常な働きをすることが出来、下痢の改善にも大いに役立ちます。腸内環境を良くするサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。