下痢の原因は様々です。命にかかわる急性下痢もあれば、病院に行っても改善しない慢性的な下痢が続く場合もあります。まずは病院に行き下痢の原因を調べましょう。
下痢の改善を促す呼吸法
特に原因がない際には自律神経を整える下記の呼吸法を試してましょう。
下痢を改善する呼吸法1
腸の動きは自律神経が調節しているのでバランスを崩すと下痢の原因を作ったり、便秘やガスが出やすい原因となります。
また、ちょっとした緊張で呼吸が浅くなると、自律神経が過敏になり、過敏性大腸炎になりやすくなると言われています。
呼吸が大事だというのは、呼吸は自律神経と深い関係があるため、呼吸法を上手く利用することにより、過敏になった神経を正常に戻してくれます。
緊張したときに深呼吸をする事はよく知られていますよね。
それと同じように、日常的に今までよりも呼吸を深くすることによって
神経が過敏に反応しないような落ち着いた状態にす事がとても重要なのです。
下痢を改善する呼吸法2
その1…「吐くことを意識した呼吸」
とにかく、「吐くことを意識した呼吸」をしましょう。
そうすることで肺の中に残っていた空気を押し出してから 新鮮な空気をたくさん取り入れることができ、各細胞組織に新鮮な空気がいきわたります。
1.鼻から息を吸う 鼻から下腹を膨らますように息を吸います。
2.口から細く長く息を吐く ゆっくり下腹をしぼませながら10~15秒くらいかけてゆっくり口から息を吐きます。
*大切なポイントは吸うときよりも吐くときですゆっくり息を吐き切る事で、自律神経も安定し心が落ち着いてきます。
通常の呼吸では空気を吐き出しても肺には30%くらいの古い空気が残っています。 しかし、吐くことに意識を向けると肺に残る空気の割合が減り、さらに入ってくる空気の量も増えるので 体内に入る酸素の量が増え体内が活性化します。
そして、深く呼吸をすることによって神経の緊張状態を緩和します。
そうすることによって、過敏性大腸など神経の緊張によってなってしまう下痢などを防ぐ事が出来るのです。
続く下痢の原因を改善するには腸内環境の正常化から!
しかし、腸内環境が悪いままで呼吸法を行ってもなかなかうまく改善できない場合が多いです。
なぜなら、腸内環境が悪いと腸内で下痢の原因となる様々な有害物質を、悪玉菌が生産し続けるからです。
健康の要は何といってもおなかが丈夫であることにつきます。昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。
腸内環境を良くすることで消化力の向上、免疫力の向上など様々な良いことがたくさん起こります。
腸内環境を改善するサプリメントなども上手に利用しながら、下痢の原因をしっかり改善してまいりましょう。