下痢が起こる原因は様々ですが、その原因の一つに腸内環境が悪いからという事を、多くの方は理解されていると思います。
下痢の原因・・腸内善玉菌の減少
腸内環境の良し悪しは腸内細菌の善玉菌が握っています。腸内細菌は非常にデリケートで食べ物や心と関係しています。
私たちが有害なストレスを受けたり、過度な緊張や不安を感じると腸内細菌のバランスが崩れたり、腸内善玉菌の数が減ることで食欲不振や下痢になります。
また幸せ物質であるセロトニンやドーパミンの分泌が減り、うつ状態になります。
これは消化管のこのような症状が脳へうつ状態になるように命令し、行動を緩慢にさせたり、社会活動から休むようにさせることで自己防衛を行っているのではないかとも言えるのです。
腸と脳は相関関係にあるので、ストレスの様な精神的ダメージだけでなく、食生活の乱れで腸内細菌のバランスが崩れるなど、私たちが不健康な状態にあるとき、賢い腸は脳に信号を送り「イライラする」というような精神症状として警告を出しているのではないかと思います。
うつになると物事が前向きに考えられなくなり悪い方へ悪い方へとつい考えてしまいがちになります。だから考えすぎて下痢になる、下痢になるからうつがひどくなるなど悪循環になることがありますので、下痢は病気ではない”シグナルなのだと思いましょう。
下痢が続く症状があるときはチャンスだと思って下さい。ピンチはチャンスと思考を変えてみましょう。どういった環境の時に下痢が続くのか、または下痢になる原因は何か、自分をよく観察してみましょう。
便は一日3回くらいは普通です。3日くらいでなくても日常生活に差し障りがなければ普通です。便の回数はその日、食べたもの、その日の気象、その日の雰囲気で左右されます。
排便の時間もいつも同じとは限りません。下痢の回数、下痢の状態(軟便化、水溶性)はまたその日によって異なってくるでしょう。
下痢の原因は様々ですから 病院の検査で異常がなければ、気にしないようにしましょう。腸内環境を改善し腸内善玉菌を増やすのに必要なサプリメントがありますので、上手に利用しましょう。
サプリメントなどを利用していくと下痢の原因はいつの間にか改善されていきます。下痢の状態が続いた年月ほど完全に改善するには同じくらい時間がかかります。気長に改善していきましょう。
続く下痢を改善!腸内環境を整える秘訣
健康の要は何といってもおなかが丈夫であることにつきます。昔から「元気の元は胃腸から」と言われています。
腸内環境は食べ物に大きく影響されます。おなかの弱い方、下痢が続く方は、何をどの様に食べるかが重要になってきます。
もし牛乳などを飲んで下痢をしているのであれば、毎日飲むのはやめましょう。さらに、冷たいものを飲むのを避けましょう。下痢が続く原因となります。
食生活にも気をつけましょう。
レトルト食品やコンビニ食品、ファーストフード、カップメンなど、添加物がたくさん含まれている様な便利な食べ物は有害な物質が多く、当然腸内の環境を悪くしてしまいます。消化力、免疫力も低下します。
腸内が弱くなると正常な働きが行なわれにくくなり、水分調整も正常に出来ず、水分の多い、つまり下痢状態の便となってしまうのです。
まずは冷凍食品や添加物、加工食品を避け、食生活を見治すと同時に、腸内環境を良くして腸内を正常な状態に戻すことが下痢改善のためには一番の近道です。
下痢を改善する食事
国産の季節の野菜を食べましょう
季節の野菜をふんだんに使った手作りのものを食べる事が腸内環境を良くし、体を健康に保つ秘訣です。
そこに、お腹の弱い方は腸内環境を整えるサプリメントなどを上手に利用すると強いおなか作りに役立ちます。
下痢が続く、すぐ下痢になる方はまずは食生活を見直し腸内環境を整えましょう。一日も早くおなかの調子が良くなるといいですね!