下痢が続く原因は様々ですが、食べ過ぎや、冷たいものの飲み過ぎ、寝冷えなどから起こる一過性のものと、病気の症状として起こるものがあります。
またストレスが原因で慢性的に下痢が続く人もいます。では、どうやったら下痢が続く原因を改善できるのでしょうか?
危険な下痢でと危険でない下痢の見分け方をしっかり学習し、下記の症状に当てはまる方は速やかに病院へ行く事をお勧めします。また、病気の下痢として代表的なものを取り上げ、原因と解決策を一緒に考えてまいっりましょう。
感染が原因の下痢
O157・・・腸管出血性かつベロ毒素をもつ病原性を示した菌株が発見された大腸菌。
アメーバ赤痢・・・赤痢アメーバによる消化器伝染病。日本では感染症法において五類感染症に指定されています。赤痢アメーバは大腸に寄生し、糞便中にシスト(自分に適した環境ではないので、シェルターのような核の中で活動を停止しているサナギのようなもの)を排泄します。性行為で広がることもある
ノロウイルス・・・非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一属です。カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や吐瀉物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染します。
ロタウイルス・・・レオウイルス科の一種のウイルス。一般に乳児下痢症・嘔吐下痢症の原因としても知られています。
アデノウイルス・・・二重鎖直鎖状DNAウイルスで、「風邪症候群」を起こす主要病原ウイルスの一つと考えられています。
下痢は、便は大腸内にて水分やミネラルを吸収された上で排出されるが、何らかの原因で水分を多分に残したまま便意を催して排便される事です。更に重症な場合は、逆に腸壁から腸管内に水分が排出されます。
また下痢は腸の中の悪いものを早く排泄してしまおうとする人体の防御反応です。ですので、病気のときは下痢を止めてしまうよりも出しきってしまった方が良いのです。
反対に下痢を止めてしまうと病気の元のウイルスが住みついたままになってしまい返って腸内環境には良くないのです。
食べ過ぎ、冷たいもの、寝冷えなどは一過性ですので、薬にたよってみてもいいでしょう。
ただし、一過性のものと思っていたのに下痢が治らなくなったという方もいらっしゃいますので、甘く見ず、ご自身の生活を見直していきましょう。
食べ過ぎ、飲みすぎで一度おなかを壊すと下痢が慢性的になる場合があります。
腸内が荒れてしまって、正常の働きをしていないからです。もとに戻るには腸内のメンテナンスをしてくれる腸内善玉菌をしっかり摂りましょう。
~下痢の時の症状を緩和する方法~
●重いものを持つなどの、腹部に圧力のかかる動作を避ける。
●腹部の圧迫を避ける。ベルト、ゴムはゆるくする。
●「いきむ」行為を避ける。
●下腹部を強く押したり、マッサージをしすぎることも避けましょう。
●体を温めることは下痢症状を緩和するのに効果的です。カイロ、靴下、腹巻などを効果的に使ってみましょう。
腸は非常に大切な器官です。食べたものを消化・吸収・排出の役目を担っています。そのおかげで健康でいられるのです。
食べることは楽しく、うれしいものです。でも好きなものをどんどん食べてしまうと、腸は悲鳴を上げてしまいます。好きなものも良いのですが、食べなくてはいけないものを食べましょう。
慢性的な下痢の原因はあなた自身が作っているものです。日常生活を振り返ってみると解決の糸口はきっと見つかります。
腸内をしっかりメンテナンスしてくれる腸内善玉菌のサプリメントを摂ることは下痢改善の一番の近道です。上手に利用して一日も早く下痢を改善しましょう。
腸内環境を強化して消化力を上げ下痢を改善しよう
私達の身体は食べる事で健康を維持しています。しかし、何をどの様に食べるかが大きな要因です。
レトルト食品やコンビニ食品など、添加物がたくさん含まれている様な食べ物は有害な物質が多く、当然腸内の環境を悪くしてしまいます。消化力、免疫力も低下します。
腸内が弱くなると正常な働きが行なわれにくくなり、水分調整も正常に出来ず、水分の多い、つまり下痢状態の便となってしまうのです。まずは体に良いものを食べましょう。
そして体に良くない冷凍食品や添加物、インスタント食品、加工食品を避け、食生活を見治すと同時に、善玉菌を増やすサプリメントを利用し腸内環境を正常な状態に戻すことが下痢改善のためには一番の近道です。上手に利用しましょう。