腸内環境が原因の下痢

下痢が続く原因は様々ありますが、誰にでも当てはまる要因として「ストレス」があります。私たちは毎日たくさんのストレスにさらされています。

下痢の原因は腸内環境に!

環境の変化や人間関係、嫌なことも、時には楽しいなと思うことでさえも、人によってはストレスとなってしまうことがあります。ストレス社会とまでいわれる現代ですから、もはやストレスと無縁で暮らすことは不可能と言ってよいでしょう。

そしてこのストレスによって、私たちの腸内環境は変化し、時に下痢の原因になっているのです。

たとえば、アメリカのNASAでは、スペースシャトルに乗船した人の腸内細菌を調べたところ、極度の緊張や不安にさらされているときに、特定の腸内細菌が急増したという報告を出しています。

また、自衛官の人々も、厳しい訓練の前と後では腸内環境が変化しているという調査結果があります。この場合、下痢の原因になる悪玉菌の一種「ウェルシュ菌」が増加していました。

ともに腸内バランスを崩し、下痢が起こりやすい悪玉菌優勢にしているのはストレスが原因なのです。

また、ニワトリやラットの実験においても、過密状態で飼育したり、気温湿度の条件の悪い状況で飼育が続くと、腸内環境が変化することがわかっています。原因となっているストレスを、取り除くことが出来ればそれにこしたことはありませんが、現実ではそれは難しい場合も多いでしょう。

ストレス解消法のご紹介

ここで、少しだけストレス解消法をご紹介します。
ストレスの解消法の一つとして、まずは考え方をかえてみましょう。考え方を変えるという事はむすかしいようですが、実は誰でもできる事なんです。

例えば、「いまあるもので満足してみる」、たとえ貧しくても精神的に豊かにあるという意味で、「自分の分を知る」という事です。

目標を持つ事はすばらしいことですが、そのために自分の置かれた現状に対して否定的な気持ちばかり抱いていたのではかえって前進を妨げることにもなりかねません。
それより、目標には届かなくても、今の自分をとりあえず肯定して生きていく

今の自分は発展途上だけど、今のところは、これでいい」と考えれば、無用なストレスに悩まされることはありません。

それによほどの天才でない限り、できることと、できない事があるのは当たり前です。出来もしないことを望んで、不満タラタラ過すよりは、自分の能力に合った目標を立てて暮らした方が、心身共に健康でいられるというものです…。この記事の続きはこちらをクリック…

まずはストレスで減ってしまう善玉菌をどんどん補い、腸内環境を元に戻すことを考えてみましょう。

ヨーグルトなどの乳酸菌を積極的に摂ること、腸内の善玉菌のえさになるオリゴ糖も、善玉菌の増殖を助けてくれますので、意識して摂るように心がけましょう。

またストレスのことばかり考えず、時にはなんとかなるさと、大らかな気持ちを持つことも大事です。

食事から善玉菌(乳酸菌や納豆菌など)を摂ることが難しい方は、ストレスを抱え込まなくても済むように善玉菌のサプリメントがありますので上手に利用しましょう。下痢改善の早道になります。

命をまもる下痢