下痢が続く原因は様々ですが一昔前までは冷えると言えば冬くらいしか考えられなかったのですが、現代では一年中冷える環境になっています。
下痢が続く原因の中の「冷え症」の種類
こうした「冷え」や「冷え症」が下痢が続く原因になっているかもしれないことはおわかりいただけていると思います。「冷え症」と一言で言っていますが、「冷え症」には色んな種類の「冷え症」があるのです。
1.自律神経失調からの「冷え症」
現代社会において多いと言われているのが、自律神経失調からくる「冷え症」。自律神経はストレスの影響を多く受けるため、ストレスを抱えると自律神経が乱れ「冷え」を招くのです。
2.ホルモンバランスの乱れからくる「冷え症」
思春期や更年期のホルモンのバランスが盛んになったり衰えたりする時期に「冷え症」になったりします。
3.低血圧からの「冷え症」
立ちくらみやめまいを伴う低血圧は、血液が末端まで行きわたらないことがあります。そのため手足が冷えてしまうと言われています。
4.貧血からの「冷え症」
血液中のヘモグロビンの量が不足すると貧血になります。女性の場合は生理がある期間は気をつけなければいけません。
ヘモグロビンは酸素を全身に運ぶ働きをしているため、このヘモグロビンが不足すると、末端に酸素を運ぶことができずに「冷え症」となります。
「冷え症」の原因が一つだけとは限りません。いくつか合わせて「冷え症」になっていることも考えられます。貧血からの「冷え症」は食事に注意すると改善されるかもしれません。
これらの「冷え症」から下痢が続くのであれば、まずは「冷え症」を改善していきましょう。
これから夏場を迎え暑い時期になります。しかし、夏場は夏場でクーラーという隠れ「冷え症」を生む原因となるものもあります。
また、寒い冬は「冷え」を意識しますが、夏は暑い為「冷え」を意識していない場合もあるのではないでしょうか。
「冷え症」の方は夏場でも湯船にほどほど使って体の芯を温めてみるのも良いかと思われます。
下痢が続く方は、下痢の原因が何であれ、まずおなかを体を芯から温めましょう。上記に示した通り、夏でも湯船に浸かるのは、リラックス効果もありいいことです。
細菌性の下痢でない限り(慢性的に下痢が続く方)、過敏性腸症候群などによる下痢の方は下痢が続くことで決して死ぬことはありません。むしろ便秘の方が怖いのです。
死ぬこともあります。ですから下痢が続くからと言って過度に決して心配し過ぎないようにしてください。
心配性は下痢が続くのを促進させます。普通よりもトイレに行く回数が多いだけの事と割り切って、普通の食事などに心がけましょう。おなかを整えるのに必要なサプリメントなどを上手に利用すると下痢の改善は非常にスムーズにいきます。
下痢の原因を解消する腸内環境
現代のあらゆる病気の発生場所は消化管にあると指摘されています。「病は腸」からという考え方です。下痢の原因の多くは腸内細菌の善玉菌の数にかかってると言っても過言ではありません。
「病は腸から」逆を言えば、「元気の元は胃腸から」という事になります。
腸内環境を良好にすれば下痢をはじめほとんどの病気は解決できるそうです。現に脳が死んでも生き続けることが出来ますが、腸が死ねば人は必ず死んでいきます。
人体の臓器の中で最も老化しやすい場所は実は「腸」なのです。
しかし、最も回復しやすいのは逆に「腸」なのです。下痢の改善も腸を元気にすれば自然と早まります。腸を元気にして、腸内環境を整えるサプリメントがありますので上手に利用しましょう。